ピロリ菌に感染すると胃粘膜が慢性的な炎症を起こし、萎縮性胃炎・胃十二指腸潰瘍・胃癌などのさまざまな病気を引き起こすとされています。学会のガイドラインでも除菌が推奨されています。
当院では下記の検査を実施しております。
2種類の抗生物質と胃酸を抑えるお薬を1日2回、1週間続けて服用します。除菌治療終了後、4週間以上あけて再検査(主に尿素呼気試験)を行い、除菌が成功したかどうかを調べます。
一次除菌治療が成功しなかった場合、薬を変えて再度治療します。同様の検査で除菌の成功を判定します。ここまでは保険適用です。
二次除菌治療が成功しなかった場合、薬を変えて再度治療し、同様の検査で除菌の成功を判定します。三次除菌治療以降は自由(保険外)診療となります。診察料3,000円と別途薬代・除菌判定検査代が自費で必要になります。
ペニシリン系以外抗生剤で治療します。自由(保険外)診療となり、診察料3,000円と別途薬代・除菌判定検査代が自費で必要になります。
症状が強い場合は「食事抜き」「午前外来」での受診をお願いします。あれば、健診や前医でのデータや薬情報を持参ください。発熱(風邪)症状のある方は、まず電話での問い合わせをお願いします。Web問診の補助として受付で問診をします。効率の良い診療のためですが、抵抗ある方は申し出て下さい。